ホーム > お知らせ&プレスリリース > ローカル5Gを利用した高精細映像リアルタイム伝送、及び、犬型ロボットの遠隔操作の実証実験を行いました
2023年4月5日
株式会社トークネット(取締役社長:紀野國 文康、本社:仙台市青葉区)は、2022年3月からローカル5Gネットワークの運用を開始しておりました福島ロボットテストフィールドにおいて、株式会社クフウシヤ様が2023年3月24日に実施した実証実験に、ローカル5Gネットワークの提供を行いました。
当社は2022年2月から福島ロボットテストフィールドにおいてローカル5Gネットワーク用の設備を構築し、パートナー企業さまの実証実験にご利用いただいております。
今後もユースケースの検証など広くローカル5Gの有用性を体感していただくフィールドとしてご利用いただきたいと考えておりますので、ご関心がある際にはお問い合わせいただければ幸いです。
1. 実証試験内容
テーマ | ローカル5Gによる高精細映像のリアルタイム伝送、及び、犬型ロボットの遠隔操作 |
実施日 | 2023年3月24日(金) |
目的 | ロボットを遠隔操作するために必要である2つの要素、①映像品質(低遅延で精細な映像であること)と、②操作のレスポンス(遅延なく操作に追従すること)について、ローカル5Gによって構築されたネットワークを利用することで、実用可能なレベルにあるか検証する。 |
場所 | 福島ロボットテストフィールド インフラ点検・災害対応エリア |
【実証試験の様子】
2. 実証試験結果
・カメラの映像が少ない遅延でかつ精細に操作者の端末画面上に映し出され、遠隔操作を行うのに十分な映像品質であることが確認できた。
・操作の命令が遅延なく犬型ロボットに届くため、違和感なくロボットを操作することができた。
以上、遠隔操作に必要な「映像の質」と「操作のレスポンス」が、ともに達成されていることが確認できた。
リンク
・株式会社クフウシヤ https://www.kufusha.com/
・公益財団法人 福島イノベーション・コースト構想推進機構 福島ロボットテストフィールド
https://www.fipo.or.jp/robot/
以 上
|
© TOHKnet Co., Inc.