現在の仕事とやりがい
光ケーブル敷設の手続きはおまかせ
私が現在担当しているのは光ケーブル敷設の設計と、敷設工事の施工管理です。光ケーブルはすでに敷設されているエリアであれば大きな工事は不要なのですが、例えば「ケーブル未敷設の山奥に事業所が新設した」という場合、新規で敷設工事をする必要があります。工事そのものは協力会社が手掛けますが、当部署ではスタッフが何名ぐらい関わるか、工期はいつからいつまでか、その進捗はどうか、といった工事全体の監督を行います。敷設場所によっては、国や行政への申請手続きが必要なのですが、作成する書類が膨大で、また法規の理解なども必要なため想像以上に時間がかかります。そうした時間も含めて逆算し、納期に間に合うよう工事を進めることも大切。協力会社を含め関わるメンバーが多いため、「ホウ・レン・ソウ」と情報共有も重要なポイントです。
人材育成について
研修は時間をかけてしっかりと
実は私は経済学部出身でバリバリの文系ですが、技術本部の配属となりました。入社後は、社内の教育制度が手厚く、また研修期間もしっかり設けてくれているので、現場に出たときにも不安は感じませんでした。また先輩方にも文系出身が少なくなく、「こういうところがわかりにくいよね」と、こちらの疑問点を先回りしてアドバイスしてくれるので心強いです。あとはとにかく経験あるのみでしょう。先日、1年がかりのプロジェクトに携わったときのこと。初期には理解できない用語ばかりで戸惑っていたのですが、プロジェクトの終盤にはチーム内で深いコミュニケーションがとれるようになっていました。これが自身の成長を実感する大仕事になりました。
これから挑戦したいこと
業務に関連する知識をもっと深めたい
今は光ケーブル工事の管理や申請業務がメインですが、ゆくゆくはもっと技術と知識を向上させたいと思っています。例えば「光ファイバーケーブルに関する知識」もそのひとつ。例えば電柱にケーブルを張ったり、バンドを巻き付けたりする「装柱」の技術や、ネットワークに関する知識など、自分の業務範囲内にもまだまだ理解が足りていない領域が残されています。こうした「余白」を少しずつ埋めていきながら、将来的には広いジャンルのスキルを身に着けた技術者になることが目標。そのためにはまず先輩方の仕事ぶりを観察しながらたくさん質問をして、調べて、学んでいきたいと思っています。そして部署内外から頼りにしてもらえる存在になれればと思っています。