※文中に記載の組織名・所属・役職・サービス名などはすべて2022年4月時点のものです。
導入事例のご紹介
スマートフォンのICT活用を行い、
業務改善や効率化をご提案
本社 : 福島県相馬郡新地町駒ヶ嶺字今神1番地1
TEL.0244-62-5051
(業種:建設業)
新地発電産業様が、TOHKnetのクラウドPBXサービス「TOHKtalk cloud」の導入を検討されたのは約2年前です。親会社の相馬共同火力発電様が同サービスを利用していたことで、検討を始めました。
「当社の業務の多くは発電所内で行われます。連絡のやりとりはオンプレミス(自社運用)のPHSを利用していました。しかし、PHSは広い発電所構内では カバーし切れず、スマートフォンを別契約し、複数の電話を持ち歩くため効率が悪いのが課題となっていました。そのような時、相馬共同火力発電がクラウドPBXサービスを導入。同じタイミングで当社も検討に入ったのです」と、管理部総務グループの目黒様。
検討を開始して約1年後の2021年7月に、新地発電産業様は「TOHKtalk cloud」を導入しました。
「導入を決めたのは東北電力のグループ会社という安心感と、電力系の事情を理解した上でのサービス提案だったことが大きいです」
新地発電産業様は、相馬共同火力発電様とのやりとりが多く、連絡先などの情報をスムーズに共有できることが課題でした。
「今回、クラウド型の同じサービスを導入したため、情報の共有・更新も円滑にできます。人事異動などに伴う設定変更もクラウド上で同時に管理できるので、格段に共有しやすくなりました」
電話交換機(PBX)のクラウド化により、スマートフォン1台で内線と外線の利用が可能となりました。
「当初はスマートフォンに慣れない人も多い中、誤操作やウイルス感染などセキュリティ面が心配でした」という目黒様。これに関しては、端末紛失時のリモートロック・ワイプ、使用アプリの管理、位置情報取得や利用機能の制御など、管理系・業務改善系のアプリケーションを提案などの対応で、不安解消を図っています。
「操作に関しては勉強会も開いていただき、当初想定していたより混乱なく活用している印象です。
今のところ、現場で使う機能は電話がメインで、その他は撮影画像の取得などに限られています」
さらに「クラウドPBXサービスは、電話の管理の負担を軽減し、これまでより業務効率化が実現できました」と目黒様。
「以前はアプリ一つ入れるのに、全社周知をして、インストールをお願いするか、こちらで作業を行なっていました。今は配信するだけで良いので、非常に効率的です。全員に端末を配布しているので、コストは増えているのですが、それ以上に、コミュニケーションの円滑化など、付加価値が大きいですね」今後は、スマートフォンだけでなく、タブレットやパソコンでのデータ共有など、リアルタイムに、現場で活用することを検討していくと話します。
新地発電産業様へのご提案は、最初にスマートフォンを配って、使い慣れた段階でPHSから移行していくという内容でした。端末が変わることによる不安感を少なくするため、バックアップ体制の充実など従来と変わらない内容で提案させていただきました。
クラウドPBXは電話設備の更新だけでなく、スマートフォンの利活用でさまざまな業務効率の改善が可能になります。今後も現場での活用などのニーズに合ったご提案をしていきたいと思います。
© TOHKnet Co., Inc.